小樽の観光スポットにもなっている小樽市鰊御殿、その敷地内にある水富稲荷神社へ、2019年の夏に参拝に行ってきました。
祝津方面へ観光するのなら是非とも立ち寄って欲しい神社です。
小樽鰊御殿の敷地内にある水富稲荷神社
小樽の人気の観光地「祝津」
おたる水族館や小樽市鰊御殿等の人気観光スポットがあるので、多くの人が訪れます。
上記写真の赤っぽい色の屋根の建物が小樽市鰊御殿です。「北海道有形文化財鰊漁場建築」として、文化財に指定されています。
建物内の見学は有料(大人300円・高校生150円・中学生未満は無料)ですが、敷地内は無料で見ることができます。
内部は歴史を感じられる作りで是非とも見て欲しい建物です。
小樽市鰊御殿の前を通り、奥の敷地に水富稲荷神社は鎮座しています。
水富稲荷神社の境内の様子と祝津の海
神社と言っても元々は個人宅(商人の家)の神社で小さなお社だった水富稲荷神社、でも鳥居も設置され、小樽市鰊御殿に来た多くの方が参拝していきます。
正一位 水富稲荷神社と書かれているので、社名から御祭神が稲荷大明神(宇迦之御魂神)ということがわかります。
ここに鰊御殿が移されてきたのが1958年(昭和30年)で、それ以前からこの場所に水富稲荷神社はあったと言われています。
近江屋とは小樽市鰊御殿の下にある一般公開されていない鰊番屋です。明治初期に建てられたとされています。
この近江屋が建てたと言われているので、恐らくですが明治時代に建てられた神社だと思いますが詳細はわかりません。
一説では明治8年(1875年)に創祀されたとも言われています。
小さなお社の後ろには小樽・祝津の海が広がっています。
お社の後ろの手すり、この先端に行くと・・・
小樽・祝津の海がドバーン!!と目の前に広がります。
下を見ると岩場があり透明度の高いことがわかります。
反対側を見ると海岸線がずっと続いているのが見えます。
鰊御殿のある場所は例年11月下旬から翌年4月上旬まで閉鎖されます。雪と風で危険な場所だからです。
でもゴールデンウィークから10月の中旬くらいまでの晴れた日には小樽・祝津の海を楽しめる絶景スポットになっています。
水富稲荷神社へ行こう
鰊御殿に行く途中の坂道からはおたる水族館の海獣コーナーも遠いながらも見ることができる距離なので、おたる水族館とセットで観光するのにも適しています。
祝津の海とおたる水族館、小樽市鰊御殿とセットで、水富稲荷神社に参拝に行かれてみてはいかがでしょうか?
近くには、小樽市指定歴史的建造物になっている恵美須神社もあります。
以上、祝津の海と小樽市鰊御殿を見ながら夏の水富稲荷神社へ参拝に行ってきたというお話でした。
- 住所:〒047-0047 北海道小樽市祝津3丁目228
- TEL:-
- 御朱印:なし
- 参拝可能時間:外観のみなら24時間(冬季は閉鎖)
- 社務所受付時間:なし
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