小樽で水天宮と言えば小樽堺町通りの斜面側の小高い場所にある水天宮を思い浮かべる人が圧倒的だと思いますが、もう1つ、手宮方面に「能島水天宮」があることはあまり知られていません。
初秋の9月の後半、能島水天宮に参拝に行ってきたので、その時の様子をお伝えします。
能島水天宮の境内の様子
能島水天宮は手宮のバスターミナルからも徒歩5分ほど、距離にして400メートル弱の場所にあります。
住宅街の中にあるので、よそ見をしていると見逃してしまいそうな神社です。
十段ちょっとの階段とその上にある赤い鳥居が目印となっています。
鳥居にある社号額には、右書きで「能島」と描かれ、縦書きで水天宮と記されています。
境内に入ると下の部分が赤く塗られた石灯籠とその奥に狛犬様
小樽の神社の狛犬様は子犬や毬を持ってないことが多いんですよね。
社殿の隣には上記写真の建物がありました。祭事の時に使うのでしょうね。
そして社殿へ。
賽銭箱は外に出てなくて鍵のかかった戸の一部をあけて中にある賽銭箱に入れるようになっていました。
社殿の中は定期的に掃除されていることがわかるほど綺麗でした。
由緒書がありますが、北海道神社庁の内容とは異なっています。
どちらが正しいのか現時点ではわかりませんが、北海道神社庁のサイト、たまにミスがあるんですよね。
社殿の前から境内を撮影、小さな神社ですが、創祀から100年以上が経過しています。
社殿の隣にあった小さな社
荒魂社なのか合祀した神社のものなのかわかりませんが、宇賀御魂神(うかのみたまのかみ)も祀っているので、稲荷神社のように思いました。
初夏には神事のみですが、お祭りも行われているそうなので、近くの方は参拝に出かけてみてはいかがでしょうか?
以上、初秋の能島水天宮へ参拝にいってきたというお話でした。
- 住所:〒047-0044 北海道小樽市梅ケ枝町4−27
- TEL:0134-22-2591(小樽稲荷神社)
- 御朱印:なし
- 参拝可能時間:24時間
- 社務所受付時間:社務所なし
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