札幌と小樽をつなぐ国道5号線沿いにありながら、ついついスピードが出てしまう区間にあるため、神社があることに気づく人も少ない張碓稲荷神社へ、2019年の10月のはじめに参拝に行ってきました。
ここは本当に国道に面しているの?と思うくらい静かな神社です。
張碓ってどこ?
ところで小樽の張碓ってどこ?と思う人の方が多いのでは無いでしょうか?
札幌から小樽に向かう途中、各駅停車なら最初に銭函駅が来て次に朝里駅が来ることを知っている人もいるでしょう。
張碓は銭函駅と朝里駅の中間くらいにある町です。かつては駅もあったのですが、1998年に休止駅となり2006年に廃止されました。
JR線で小樽に向かう途中、海の大きな岩があることに気がついた人もいるでしょう。
この岩は恵比寿島と呼ばれこの岩のあるところが張碓です。
なお海からすぐに崖があり、海側から張碓の町内へ入っていくことはほぼ不可能です。
車が通れる道もありますが閉鎖されています。
張碓稲荷神社の境内の様子
国道5号線でもついついスピードが乗ってしまう区間が張碓のあたり。
でもゆっくりと走っていると海とは反対側の山側に鳥居に気づく人もいます。
それが張碓稲荷神社です。
バス停は近くにあるものの1時間に1本のみのバスなので、車で行くことをおすすめします。
駐車場そのものはありませんが、車が数台停められるスペースはあります。
稲荷神社ですが、鳥居は黒くなっています。
鳥居の横には「張碓稲荷神社」と刻まれた社号標が置かれています。
鳥居をくぐって境内に入ると階段で1段高くなったところに社殿があるのがわかります。
手水舎はあるのですが、手水鉢にはブルーシートが被せられ見られないようになっていました。
手水舎の少し上には上記写真の社務所と思われる建物がありました。
階段を登って社殿へ
大きな社殿ではありませんが、手入れされていることがわかりました。
社殿には「張碓稲荷神社」と刻まれた社号額がかかっています。
鈴もありました。
あまり手入れされていない神社だと鈴に蜘蛛の巣が巻き付いていることが多いのですが、とても綺麗な状態だったので、手入れされているんだな~と。
扉は鍵がかけられ、中には入ることはできません。
扉の郵便受け部分が、賽銭箱につながっていて、ここからお賽銭を入れるようになっています。
社殿前から振り返ると境内を一望できます。
今でも6月上旬に行われる例大祭には屋台こそ並ばないものの、神輿が町内を練り歩き、多くの人が参加しています。
社務所は閉鎖されているので、この場で御朱印はいただけませんが、小樽天満宮で御朱印をいただくことができるので、参拝のあとに是非小樽天満宮に訪れて御朱印をいただいてください。
以上、初秋の張碓稲荷神社へ参拝にいってきたというお話でした。
- 住所:〒047-0265 北海道小樽市春香町291
- TEL:0134-22-7984(小樽天満宮)
- 御朱印:あり(小樽天満宮にて)
- 参拝可能時間:24時間(夜は危険)
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