「アフィリエイト広告」等の広告が掲載してある場合があります

秋の塩谷神社へ参拝に行ってきた

スポンサーリンク
塩谷神社 神社訪問・参拝レポート

2019年の秋10月、小樽最古とも言われる神社「塩谷神社」に行ってきました。

平日だと参拝される方もそれほど多くなくとても静かな境内には石碑が多く、歴史を感じられる神社です。

スポンサーリンク

塩谷神社の境内の様子

塩谷神社の入口

塩屋神社の入口、車がどうにか1台通れる広さがあり、この先に駐車スペースがありますが、2台も停まれば満車です。

なので、平日ならともなく土日なら公共交通機関で行くことをおすすめします。

小樽駅前からバスが出ており、上記写真の右側がバス停です。バスから降りて数十秒で境内に入れる距離となっています。

バスの本数も北海道としては多く1時間に3~4本くらいはあるので、それほど不便ではありません。

塩谷神社 社号標

鳥居の手前にある社号標、時代を感じます。

横に刻まれた文字は「札幌神社宮司 富岡盛彦 謹書」となっています。札幌神社は現在の北海道神宮のことであり、富岡盛彦氏は1940年からしばらく札幌神社(現 北海道神宮)の宮司を務めた方です。

富岡盛彦氏は、その後東京の富岡八幡宮の宮司も務め、神社本庁の事務総長(現在の総長)にもなられた方です。

塩谷神社

第一鳥居は両部鳥居と言い、鳥居の柱の前後にも柱があり支える形になっている鳥居で、少し珍しい作りとなっていました。

塩谷神社 社号額

社号額には「鹽谷神社」と記されています。なお写真には多数のオーブが写っていますが、訪れた日、小樽は異常とも言える雪虫の大量発生があり、雪虫が写っているためです。

2019年の10月、小樽は異常とも言える雪虫の大量発生がありました。

塩谷神社 社務所

第一鳥居を抜けて少し歩くと塩谷神社の社務所があります。ただ不在のことが多く、不在の時は隣の自宅で呼ぶと出てきてくれることがあります。

塩谷神社

社務所を超えると第2鳥居があります。

この第2鳥居、令和元年(2019年)に建てられたもので、前の鳥居は100年以上経過し、老朽化が激しく取り壊され、新しい鳥居に交換されました。

塩谷神社 社号額

第2鳥居の社号額も旧漢字で「鹽谷神社」と記されています。

塩谷神社 鳥居

塩谷神社 鳥居

塩谷神社の創祀は1680年(延宝8年)が定説となっていますが、1674年(延宝4年)説もあり、神社としては1674年創祀としています。

1674年からすると約350年ということで創祀350年事業の一貫として新しい鳥居が作られたことになっています。

塩谷神社 狛犬様

鳥居の手前の灯籠の下に小さめの狛犬様が1つだけ置かれていました。

塩谷神社 狛犬様

鳥居をくぐって少し先におそらくは元々は対に置かれていた狛犬様もいました。

塩谷神社 お稲荷様

すぐ近くには風化が進んだお稲荷様が片隅に鎮座していました。

塩谷神社 境内社 伍助澤稲荷神社

塩谷神社 境内社 伍助澤稲荷神社

第2鳥居の横に上記写真の建物があります。この建物は境内社である「伍助澤稲荷神社」と言われています。

塩谷神社 境内社 伍助澤稲荷神社

伍助澤稲荷神社については社殿の近くに上記写真の石碑が置かれています。

御祭神が大己貴神・少彦名神と記されていますが、肝心の稲荷神については書かれていません。恐らくですが、塩谷神社とかぶるために表記されなかったのだと思いますが。

塩谷神社 第二鳥居から社殿

塩谷神社

第二鳥居を抜けて参道を歩いていきます。

木々は紅葉しているのですが、それほど発色は綺麗ではなく、また針葉樹が多いためか、紅葉はそれほど楽しめるようにはなっていませんでした。

塩谷神社 参道の階段

坂道から階段に切り替わる手前に赤い灯籠が置かれており、その前に狛犬様が対で配置されています。

塩谷神社 狛犬

後ろ足がピン!と伸びて尾が前に向けられている少し変わった形状の狛犬様ですが、小樽の神社ではこの形の狛犬様が多くなっています。札幌エリアだとあまり見かけないので、地域による特色なのでしょう。

塩谷神社 階段

この階段は勧請300年記念事業として作られたそうで、約50年経過しています。

50年経過すれば、かなり老朽化はしてきています。

また階段しか参道が無いので足の悪い方にはかなり厳しくなっています。

塩谷神社

階段を上り終えるところに1対の立派な石灯籠が置かれていました。

塩谷神社の社殿と石碑

塩谷神社

階段を上りきった社殿のある場所は割と開けていて、石碑等が数多く置かれています。

塩谷神社 石碑

勧請300年の記念碑

塩谷神社 石碑

丸山神社の合祀記念碑

塩谷神社 境内社 伍助澤稲荷神社

伍助澤稲荷神社の記念碑

塩谷神社 石碑

慰霊殿創立碑にその下にはどの稲荷神社かわからない社号額

塩谷神社 石碑

御大典紀年碑は、大正天皇が即位した時の記念碑でしょう。

塩谷神社 石碑

馬が載った碑は恐らく馬頭観音か馬頭観世音の碑だと思われます。

塩谷神社 石碑

日露戦争の戦没者の慰霊碑

塩谷神社 石碑

顕彰碑

塩谷神社の社殿

塩谷神社

社殿はかなり歴史を感じる建物です。

塩谷神社 社殿

社殿の前にはお賽銭箱も御賽銭を入れるところもありませんでした。

塩谷神社 本殿

社殿(拝殿)の奥にはコンクリートで作られている本殿が続いていました。

塩谷神社慰霊殿

塩谷神社慰霊殿

社殿の右側にもう1つお社があります。

これは「塩谷神社慰霊殿」です。恐らくは主に日露戦争以降の戦没者慰霊のためのものだと思われます。

落ち葉が多く少し寂しい感じがする境内ですが、神聖な雰囲気もその分強く感じました。

塩谷神社へ行こう

塩谷神社から見えた海

木々が多くて社殿の辺りからは海は見えませんでしたが、社務所近くから少し遠くに海が見えました。

海までは直線距離で700メートル弱のところにある塩谷神社、御朱印もいただけるので、訪れてみてはいかがでしょうか?

実はこの日は2回目の参拝で1回目は不在で御朱印がいただけず、時間おいて2度めの参拝の時に神職の方とあえて御朱印をいただけました。

なので、神職の方がいるかどうか確認してから訪れた方がいいかもしれません。

以上、秋の塩谷神社へ参拝に行ってきたというお話でした。

  • 住所:〒048-2672 北海道小樽市塩谷2丁目20−20
  • TEL:0134-26-1383
  • 御朱印:あり
  • 参拝可能時間:24時間(夜は危険)
  • 社務所受付時間:概ね9:00~17:00

塩谷神社の詳細はこちら

コメント

スポンサーリンク
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました