小樽の潮見台にある宗圓寺には北海道の有形文化財に指定されている木造五百羅漢像があることもあり、多くは無いものの観光客が訪れるお寺です。その一角にある境内社の「福広稲荷神社」へ10月の中旬頃に参拝に行ってきました。
細い坂道にある宗圓寺
細い坂道の途中にある宗圓寺、車で行くのが便利ですが、駐車場らしい駐車場が無いため、面倒でも公共交通機関で来ることをおすすめします。
もう嫌になって来る坂道の途中に石段の階段が見えてきたら、ここが宗圓寺です。
階段の上に誰かいる?と思ってよく見ると可愛らしいお坊さんの石造です。
亀の乗ったお坊さんでしょうか。
階段の途中には狛犬様の設置されています。
階段を上りきったところにある建物がお堂であり、この中に五百羅漢像が保存されています。
建物の右側に進むと階段があり階段を上って2階部分で行くと中に入れるようになっており、五百羅漢像を見ることが出来ます。
入口にはお願い事項として御賽銭の協力について書かれていました。
堂内及び仏像の撮影はご遠慮くださいとも書かれています。
また五百羅漢像の参詣は4月1日から10月31日まで、時間は朝9時から夕方4時までとも書かれています。
この期間以外は閉鎖されて見れなくなるのでご注意ください。
*コロナ禍の影響で2020年は観覧日が決まっています。事前に確認の上訪れてください。
撮影禁止のため五百羅漢像の写真はありませんが、それはそれは圧巻でした。
福広稲荷神社で参拝
五百羅漢像が収められているお堂の前に福広稲荷神社は鎮座しています。
松前藩とゆかりがあるようで、道内には他に2ヶ所、同じ名前の神社があります。
- 北海道松前郡松前町字福山294
- 北海道檜山郡江差町字茂尻町172-1
共に松前藩の領地でありゆかりのある土地です。
宗円寺が松前藩の福山から移設されたことと関係ありそうです。
お社に向かって左側を見ると日本庭園のようになっていて、更に鳥居が見えます。
これが参道です。
非常に変わった作りで、お社とほぼ同じ並びに福広稲荷神社の鳥居があります。
鳥居の社号額には「福廣稲荷」と記載されています。
お社の前にはお稲荷様が1対、こちらをしっかりと見ています。
手水鉢というか蹲もお社の前には置かれていました。
お社の社号額には「福廣稲荷大明神」と記されていました。
福広稲荷神社へ行こう
宗円寺・福広稲荷神社の前の坂道からの景色、これがなんとも綺麗なんですよ。
望遠レンズを持っていって撮影すると小樽湾が綺麗に見えます。
夜になると隠れた夜景スポットにも。
福広稲荷神社と宗円寺、合わせて参拝に訪れてみてはいかがでしょうか?
以上、宗圓寺の木造五百羅漢像を見ながら秋の福広稲荷神社に参拝してきたという参拝レポートでした。
- 住所:〒047-0002 北海道小樽市潮見台1丁目19−10
- TEL:0134-22-7772(宗円寺)
- 御朱印:なし
- 参拝可能時間:参拝だけなら24時間
- 社務所受付時間:社務所なし
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