赤岩山白龍神社に参拝に行こうとネットで行き方等を調べていると「これは見たい!」という写真に出会いました。
その写真は、小樽海岸自然探勝路にある「テーブル岩」と呼ばれる大きな岩から撮影したおたる水族館等がある祝津の高島岬を高所から撮影したもの。
赤岩山白龍神社から少し山道を登ったところにあるということで、まだ紅葉が始まる前の2019年10月初旬に赤岩白龍神社に参拝しつつ、小樽海岸自然探勝路で絶景を楽しんできました。
これがもう最高の景色で小樽でもっとも美しい場所だと思いました。
赤岩山駐車場から赤岩白龍神社まで
赤岩山白龍神社へは公共交通機関で行こうとするとかなり大変なので、赤岩山駐車場まで車で行くのがおすすめです。
上記の写真が赤岩山駐車場、この辺りはロッククライミングの人気エリアで早朝からかなりの車が停まっています。
ここから赤岩山白龍神社までは健脚な方なら3~5分で、あまり山道に自信が無い人でも10分もあれば到着します。
駐車場にはトイレもありますが、正直なところあまり使いたくないトイレなので、事前にトイレはどこかで寄ってきた方がいいでしょう。
早朝だとお店が無い!という場合は、鱗友朝市という市民市場やその前にあるマックスバリュ手宮店が便利です。鱗友朝市は朝4時から、マックスバリュは24時間営業です。
散策中に食べる軽食や飲み物も購入できます。
駐車場には小樽海岸自然探勝路の案内図もあります。今回は上記の案内図では「下赤岩山」方面を目指します。
見どころである場所の案内図もありました。
駐車場から赤岩山白龍神社方面へ、ここは霊場でもあったので観音様等の石像がずっと置かれています。
緩やかな坂道を歩いていきます。
最初は道幅もありますが徐々に狭くなっていきます。ギリギリ車高の高い乗用車なら通れる広さはあります。
途中、弘法大師の石像もありました。
3分も歩くと建物が見えてきます。
赤岩山白龍神社です。ここで参拝
赤岩山白龍神社の前には多くの仏像が置かれています。
この辺りから徐々に木々の間に海が見えてきます。
神社の先に小樽海岸自然探勝路の続きのコースが見えます。ここからは完全な登山道になります。
最低でもスニーカーで無ければ危険です。
小樽海岸自然探勝路の絶景へ・テーブル岩を目指す
赤岩山白龍神社の参拝だけで終わらせるのは非常にもったいない小樽海岸自然探勝路、ここから先が絶景の連続だから。
そして一番の絶景スポットはテーブル岩と呼ばれる場所です。
崖側には安全柵が設置されています。
赤岩山白龍神社から5分くらい、最初の展望スポットとも言える場所に到着します。
奥まで行くかどうかは、あなた自身の問題です。ただし先に行くと凄い絶景!
晴れた日ならすごく青い小樽の海を一望出来ます。
下を見ると断崖絶壁とも言える切り立った場所であることがわかります。
ここから先、所々にこういうスポットがあります。
切り立った崖と小樽の青い海のコントラストが本当に美しいのですが、すぐ前は切り立った崖で怖いのも確かです。
再び探勝路を歩いていくと案内板がありました。
駐車場から350メートル、目的地の下赤岩山まで350メートルという中間地点であることを示すものです。
ここまで、駐車場を出発してから22分が経過していました。あまり写真を撮らず途中の神社で参拝もしなければ健脚な人なら10分で到着出来る距離です。
途中、ロッククライミングをしている人もいました。
切り立った岩の上に立つ人、よくあんなところに立てるな~と思いながら先へと進みます。
僕なら膝が ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル となって行くことすら出来ません。
途中、少しコースを外れると上記写真のような崖もあります。
途中の一番安全な展望スポットへ到着
写真を撮りながらゆっくりと進んできたのでここに到着したのが、出発してから34分です。
柵の先は切り立った断崖絶壁な場所です。
少しだけ先に進み下を見下ろすと青い海の上を通る船がよく見えます。
西側を見ると赤岩山とその奥にかすかにですが積丹の山々が見えます。
ここまで来ると目的地のテーブル岩まで後少しです。
途中切り立った崖の上に石碑と仏像が見えました。よくあんなところに設置したものです。
そして目的地であるテーブル岩・下赤岩山展望台に到着です。
到着した時間は、駐車場からゆっくり休みながら写真も撮り、参拝もして45分です。早い人なら20分足らずで到着します。
この先に進むのであれば自己責任で。
風が強い日や雨の日は行かないことをおすすめします。ただこの先からが絶景ゾーンです!
先に来ていた外国人のグループがテーブル岩の上に腰掛けて休んでいました。
テーブル岩の上にある波切不動尊
はしごが置いてあるので、はしごを使いながらテーブル岩の上に上ります。
そしてテーブル岩からの眺めです。
地球は丸い!ということが何となくわかるくらいに水平線が広がっています。
岬のように広がっているところは祝津パノラマ展望台やおたる水族館、小樽市鰊御殿、日和山灯台がある高島岬です。
人がいない状態のテーブル岩の先端
若い人なら勢いで先端まで行って座れるかもしれませんが、怖くて先端まで行って座ることは出来ませんでした。
一応、テーブル岩の下に人1人なら立てるスペースはあるのですが、怖くてとてもではありませんが降りられません。
しかし、ここからの眺めはまさに絶景!
切り立った奇怪な岩と青い海
望遠レンズで切り立った岩の上にたつ石碑を撮影
上記写真が仏像
海のすぐ近くや海の中に立つ切り立った岩
真ん中に穴が空いている窓岩
そして高島岬、白い建物は「ホテルノイシュロス小樽」というホテルです。
高島岬の方を再びみます。上記写真の左側に写っている海の中にある小さ岩場は「トド岩」と呼ばれる小さな島です。
冬2月くらいになると野生のトドがこの岩場で越冬するそうです。
海の中から少し顔を出す岩と海の中にある岩場も透明度が高い海なので見ることが出来ます。
美しい小樽の海を見て気分も最高潮!
鱗友朝市の蒲鉾店では上記のようなはんぺん揚げが販売されています。
これを持って今回はいったので、テーブル岩でおやつタイム
テーブル岩の絶景をみながら地元小樽の味わいを楽しみながら、最高に贅沢な時間を過ごしました。
神社参拝からわずか1時間の時間を加えるだけでこんなに楽しいトレッキングが楽しめる赤岩山白龍神社と小樽海岸自然探勝路の景観
神社には御朱印はありませんが、参拝とトレッキングを楽しめて、おすすめです。
ただし柵の外やテーブル岩は小樽市としては立ち入り禁止としているエリアです。
落ちれば普通に死ねる高さです。あくまでも行く場合は自己責任で細心の注意を払っていくようにしてください。
また自然景勝地なので絶対にゴミを置いてくるようなことはしないようにしてください。
撮って良いのは景色だけ、残して良いのは想い出だけ、というキャッチフレーズもありますが、まさにこの通りです。
また小樽の山はマムシが出るので、マムシには注意してください。
以上、秋の赤岩山白龍神社に参拝し小樽海岸自然探勝路で絶景を見てきたというお話でした。
- 住所:〒047-0047 北海道小樽市祝津4丁目
- TEL:なし
- 御朱印:なし
- 参拝可能時間:陽のあるうち
- 社務所受付時間:不明
赤岩山駐車場へは、カーナビの場合マップコードを利用すると便利です。
- マップコード:164 869 013*82
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