小樽の中でも最も西（札幌・小樽中心部より離れている）にある神社、金吾龍神社へ秋晴れの2019年10月に参拝に行ってきました。
金吾龍神社はすぐ近くの畚部岬が御神域ということで、合わせて畚部岬とすぐ近くの蘭島海水浴場を見てきました。
金吾龍神社へはバスがおすすめ
金吾龍神社へは車で行くのがおすすめなのですが、車を持ってない場合は公共交通機関になってしまいますよね。
金吾龍神社はJR函館本線「蘭島駅」から徒歩10分くらい、距離にして800メートルほどなのですが、問題は札幌・小樽方面から蘭島駅に停まる列車は1時間に1本も無いこと。
日中だと1本逃すと1時間半ほど待つことも普通にあります。
でもバスだと小樽駅から1時間に2～4本くらいあるので、公共交通機関で向かう場合はバスがおすすめです。
北海道中央バス「20/21 積丹線」「18 余市線」の場合は「蘭島西」が最寄りのバス停、高速しゃこたん号・高速ニセコ号の場合は「蘭島」が最寄りのバス停になっています。
ただ蘭島駅は、映画やCMのロケでも使われた駅なので、観光スポットとして訪れてもいいと思います。
- 2005年・映画「NANA」
- 1988年・グリコ ポッキーのテレビCM
で使われています。
郷愁を誘う駅です。
金吾龍神社の境内の様子
蘭島駅方面から国道5号線を歩いていくと蘭島西のバス停が見えてきます。
バス停の標識が見えてきた辺りで左側を見ると金吾龍神社の看板が見えました。
前を見ると北海道海水浴場発祥の地とされる蘭島海水浴場の海が見えます。
看板にそって歩いていくと上記写真の案内板が置かれていました。
御朱印は現在は東京分詞で行っているそうですが、公式（EC)サイトからも申し込めるようになっています。
東京分祠は南新宿駅から徒歩2分ほどとなっています。
奥に入っていきます。
2019年10月現在、倒壊してしまった社殿がありました。
先に進んでいくと鳥居が見えてきます。
鳥居の奥に奥宮である「荒波々幾神社」があります。
鳥居の奥の参道は上記の通り、ブロックが置かれた階段状になっていました。
2分ほど上っていくとお社が見えてきます。
金吾龍神社の奥宮です。
お社の手前には手水鉢が置かれていました。
休憩するための腰掛けでしょうか。いくつか置かれています。
また非常に小さいお社の稲荷神社もあります。
非常に小さいお稲荷様も置かれていました。
毎日、お供え物を交換しているようです。
お社の前には白い石で龍神様が描かれていました。
上るのが少し怖い階段を上ります。
御賽銭箱もあります。
御賽銭を入れ参拝です。
なお金吾龍神社の参拝方法は二拝二拍手一拝ではなく三拝三拍手一拝（三礼三拍手一礼）となっていました。
振り返ると上ってきた坂道までよく見えます。
金吾龍神社 御本体の畚部岬（フゴッペみさき）
金吾龍神社の御本体は畚部岬（フゴッペみさき）とされています。
国道5号線のトンネルをくぐり、一旦余市町へと入ります。
実際にはトンネルの途中で小樽市から余市町へと変わっています。
余市町側から畚部岬（フゴッペみさき）を見ると上記の写真の通りです。
水に濡れてもいいのなら浅瀬なので割と先まで行くことができます。
トンネルを小樽方面に戻り、蘭島海水浴場から畚部岬（フゴッペみさき）を望みます。
美しい積丹の海です。
畚部岬（フゴッペみさき）についてはGoogle Mapの航空写真を見ると形状がよくわかります。岬の半分が小樽市、半分が余市町です。
金吾龍神社へ行こう
夏が終わると人も少なくなる蘭島エリア、でも9月10月くらいなら散策にちょうどいい気候で、しずかで美しい海でゆっくりするのにおすすめです。
金吾龍神社から徒歩圏内にこんな美しい景色が広がっているので、海での散策と神社での散策を兼ねて訪れてみてはいかがでしょうか？
以上、秋の畚部岬と金吾龍神社を楽しんできたというお話でした。
- 住所：〒048-2562 北海道小樽市蘭島１丁目２１−２４
- TEL：03-5308-3231
- 御朱印：あり（基本東京にて）
- 参拝可能時間：通常は閉鎖（2020年9月現在）
- 社務所受付時間：10:00～17:00（東京分祀）
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