小樽堺町通りからも近く、展望もいいことから人気の観光スポットにもなっている小樽の水天宮に2020年9月の4連休に参拝に行ってきました。
今回で3回目の参拝、過去2回は不在で御朱印をいただけませんでしたが3度目の参拝でようやく御朱印をいただくことができました。
神社の境内の様子や最寄バス停となっている「花園公園通りバス停」から水天宮までの道のりを詳しくお伝えしていきます。
花園公園通りバス停から水天宮まで
水天宮最寄りのバス停は「花園公園通りバス停」ですが、最寄りと言ってもそれなりに距離があります。距離にして600メートル、徒歩10分ほどですが、ゆるい坂道なのでそれなりに時間がかかります。
もっとも本当の最寄りバス停は「おたる散策バス」の「メルヘン交差点バス停」で、距離は約350メートルなのですが、かなり急な坂と階段を上ることになり、花園公園通りバス停から向かうよりも大変です。
花園公園通りバス停は、実際の公園通りよりも少し離れていて、公園通りから国道5号線で南へ50メートル(小樽駅方面行きのバスなら130メートル)ほどズレています。
公園通りと国道5号線の交差点には「旧小樽無尽株式会社 本店」という小樽市指定歴史的建造物にもなっている上記写真の建物が建っています。
この建物とは反対方向、東北東側に公園通りを歩いていくことになります。
目印は「ミツウマ」と書かれたアーチ
ミツウマは小樽に本社を置くゴム長靴メーカーです。
このアーチを通り超えてまっすぐ歩いていきます。
しばらく歩いていくと橋があります。この下をJR函館本線が走っています。
上記写真の中央部分をよく見てもらうとわかりますが、水天宮の鳥居が見えてきます。
更に歩いていくと大きな石灯籠があります。
この石灯籠、大正9年(1920年)からあるようですから100年以上の歴史がある鳥居です。
石灯籠から少し歩くと水天宮の鳥居があります。
水天宮の鳥居は現在ここだけです。
鳥居を超えてまっすぐ歩いていくと上記写真の石階段があるので上っていきます。
階段を上って振り返ると歩いてきた公園通りが一望できます。
正面に見える山は小樽の天狗山です。冬の夜ならナイタースキーの照明が浮かび上がります。
階段を上って左前方を見ると上記写真の建物が見えます。ガラス戸が見えますが、このガラス戸のところが水天宮の社務所への入口となっています。
社務所へと続く階段を上っていきます。
社務所の前にたどり着くとまだ石段の階段があることがわかるので、階段を上っていきます。
階段を上っていくと水天宮の拝殿が見えてきます。
小樽水天宮の拝殿へ到着!
バス停からここまでゆっくりと来たので約15分でした。
反対側を見ると拝殿へとつながる参道と大きな狛犬様が見えます。
小樽 水天宮の境内の様子
どうも参道を全部歩かないと落ち着かないので参拝する前に参道を通って一旦境内の外へ
一旦戻って、境内の外へ。
上記写真の右側に木々に半分隠れていますが、社号標がありました。
実際、正面から入る場合は社務所へと続く階段ではなく、反対側の坂道を上ってくると上記写真のところにたどり着きます。
短い階段を上り境内へ
正面に小樽市指定歴史建造物にもなっている拝殿及び本殿が見えます。そして左右に非常に大きな玉乗り狛犬様が鎮座しています。
小樽の神社はほぼすべて参拝しましたが、ここ水天宮の狛犬様が最も大きかったです。
拝殿の前へ
拝殿の周りには柵があり、柵の中に賽銭箱がありました。
この拝殿及び本殿は大正8年(1919年)に建てられたそうで、100年以上が経過しています。
海に近い場所で雪や潮風にさらされながら100年以上も建っているのはすごいことだと思いませんか?
稲荷神社へも参拝
拝殿の横には境内社である「稲荷神社」が鎮座しています。
小さなお社ですが、お稲荷様が左右に配置されています。
右のお稲荷様は片方の耳が欠けてしまっていました。
お社をよく見てもらうと上の部分の左右、飛び出たところに象が掘られているのがわかりますので、この象もチェックしてください。
小樽 水天宮からの眺め
小樽 水天宮に来たら境内からの風景を見ずに帰るのは非常にもったいないので、是非景色は見ていってください。
参拝をする拝殿の前から右側を見ると木々の間から海が見えていることに気が付きます。
海側へ近づいていくと・・・小樽港が一望!
晴れた日なら対岸の石狩市の方まで見渡せます。
この日は晴天に恵まれ素晴らしい景色を見ることができました。
この景色が見られるから何度も来てしまうんですよね、ここ水天宮へ。
ベンチがあるので、ゆっくりと海を見ながら過ごすのもおすすめです。
海側には上記写真のような非常に急な階段の参道もあります。階段ですけど「外人坂」と名付けられています。
水天宮の社務所で御朱印をいただく
ここ水天宮に来たのは今回で3度目
社務所に鍵はかかってなくて何度も何度も呼びましたが過去2回は不在のようで誰も出てきませんでした。
そして3回目のチャレンジ、ようやく人ががが!!!
以前は御朱印帳に記帳してもらえたそうですが、現在は上記の通り書置きタイプの御朱印に押印して日付のみ記入するようになったそうです。
稲荷神社の御朱印もいただけます。
初穂料はお気持ちということで相場は300~500円です。
2ついただいたので600円を支払ってきましたが、支払ったあとに怪訝そうな顔をされて無言だったので、1つ500円、2つなら1000円くらい支払った方が良さそうに感じました。
以上、初秋の小樽 水天宮を参拝し3度目の正直で御朱印をいただいてきたという参拝レポートでした。
- 住所:〒047-0028 北海道小樽市相生町3−1
- TEL:0134-22-3495
- 御朱印:あり
- 参拝可能時間:24時間(夜は危険)
- 社務所受付時間:概ね9:00~17:00
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